■【通常米袋】山形県(黒澤信彦)特選つや姫-農薬7割減
【通常米袋】山形県(黒澤信彦)特選つや姫-農薬7割減
【通常米袋 専用ページです】
★ 通常米袋に、スズノブオリジナルの産地・品種シールを貼ってお送りいたします ★
★ つや姫 ★
明治時代に本県庄内町(旧余目町)で阿部亀治氏が育成した水稲品種「亀の尾」は、品種改良の交配親として盛んに用いられ、その良食味性が「コシヒカリ」や「はえぬき」に引き継がれています。
この山形県育成品種である「はえぬき」は、平成3年に育成され、収量・品質が安定していることから、いもち病に弱く倒れやすかった「ササニシキ」に代わり、瞬く間に県の主力品種に駆け上がりました。
しかし、全国的に「コシヒカリ」の作付けが拡大していく中で、生産者からさらなる良食味品種が求められてきたことから、極良食味系統の開発が急がれました。
そこで、平成10年から「つや姫(山形97号)」を山形県立農業試験場庄内支場(現 山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場庄内支場)において育成しました。
育成期間を短縮するために、暖房した世代促進ハウス内で冬期間も栽培しました。
また、ほ場での栽培では苗を一本ずつ植え、病気に強いか、収量が穫れそうか毎日観察しながら選抜しました。
育成世代の早い段階から実際にご飯を炊いて食味試験を行いました。
こうして、10万分の1の確率で選抜された本県オリジナル品種「つや姫」は、「亀の尾」の良食味性を引き継いで誕生しました。
(山形県つや姫HPより)
● 有機リサイクル農業
黒澤ファームの田んぼでは、毎春、田んぼに水が入って田植が終わる頃には、かぶとエビがふ化して元気に泳いでいます。
かぶとエビの生息地としても珍しいと、大学の先生も見学に来た事もあります。
微生物が増えて、かぶとエビの餌が常に豊富にある事が増えた要因ではないかと考えられています。
黒澤ファームの提案する「有機リサイクル農業」の正しさを、自然が証明してくれているのではないでしょうか。
旨い米を生産するためには手間ひまを惜しまず頑張ります。太陽と大地がなければお米は出来ません、人が出来るのはほんのお手伝いだと思います。
稲は田んぼに植えられると一生そこから動けません。
だから稲が元気に成長できるように環境整備のお手伝いをしています。
風通しを良くして稲が十分栄養を吸える土を創り健康に育てれば病気にも強い稲と旨い米が出来るはずです。
今米生産で一番大変なのは除草です。
手で取れば良いのでしょうが、それを全面積やる時間がありません、黒澤ファームでは除草剤を一回使用します。
その他は農薬を使用せず鹿児島で作られる有機肥料を取り寄せて使用しています。
さらに、稲の生長を助けるためにはちみつと海藻エキスを混ぜ合わせた栄養ドリンクを稲の穂が出てから散布します。
はちみつの糖は雑菌の繁殖を抑制し海藻エキスは光合成を活発にして米の登熟を促進します旨い米を生産すると言うより健康な稲を育てれば美味しい旨い米になってくれると考えています。
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 特選つや姫
- 産地(栽培地) 山形県南陽市 黒澤ファーム
- 品種 つや姫
- 節減対象農薬 当地比7割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比9割減
- タンパク質含有量 -%以下
◆ カートボタンの下に、産地・生産者情報があります ◆

★★★ 産地情報 ★★★
南陽市は、東に奥羽山脈をひかえ、南から西にかけて吾妻(あずま)山系と飯豊(いいで)山系に囲まれた山形県南部の置賜盆地に位置し、北部は山地で南に沃野(よくや)が開け気候にも恵まれており、米・野菜・果樹などの栽培に適しています。
また、赤湯温泉・鶴の恩返しの伝説をはじめ豊富な観光資源に恵まれ、交通アクセスも山形新幹線や国道13号・国道113号が走っており県南地方の要衝の地となっています。
南陽市は、北に丘陵、南に沃野、開湯900年余の伝統ある赤湯温泉や宮内熊野大社など、すぐれた伝統と歴史をもった未来あるまちです。
郷土の民話を伝える「夕鶴の里資料館・語り部の館」や国指定史跡「稲荷森古墳」公園等の歴史と文化、さらに全国のスカイスポーツの中心として知られる「南陽スカイパーク」や市民の健康増進を図る「中央花公園(市民体育館)」などの地域文化を大切にしながら、市民の安全な暮し、ライフサイクルに応じた安心な暮し、そしてうるおいのある暮しを目指して、みなさんが住んでいて良かったと思うまちづくりを進めています。
★★★ 生産者 ★★★
黒澤ファーム
人は食べなければ生きていけない。日本の伝統的な主食の「米」はこれまで人々の食を支えてきました。
しかし、食の多様化が進んだことで国内における「米」の消費量は減少傾向にあり、1人当たりの年間消費量は昭和40年頃と比較すると半分以下となっている現状があります。
さらに、炊飯器で炊いて食べる「米」よりも電子レンジ等で温めて食べる「米」の消費量は増加傾向にあり、食べ方も変わってきています。
食に対する想いや環境は変化しても、生きていくためには食べなくてはいけません。
医食同源という言葉があります。これは病気を治療することと食で病気を予防することは同じことという意です。私たちは農業が医療産業と同じくらい必要かつ大切な産業なのではないかと考え、食と健康を支える農業という職に誇りを持ち日々の作業に取り組んでいます。