近頃の炊飯器は、自動で「蒸らし」まで行ってから、炊きあがるものが多くなった事で、ついつい忘れてしまっていて、炊きあがったままの状態で放置してしまい、「蒸らしすぎ」となってしまう事が多くなっています。
蒸らしとは、加熱終了後の炊飯器のお釜の、ご飯粒の膨張率と米粒中の水分を均等に行き渡らせる事です。
そして、お釜全体の炊きムラを無くすために、95度まで下げることを言います。
炊飯器の場合は、ほとんどの機種が自動で蒸らし迄してから、ブザーやメロディーがなります。
土鍋家の場合は、炊きあがったら、そのまま蓋を開けずに、13分前後蒸らしてください。
蒸らし時間を取らないと、冷めてしまったときに、米粒に芯がある硬いご飯になりやすく、蒸らし過ぎてしまった場合は、柔らかくべた付いたり、団子になってしまったりします。