精米した白米の表面には、粘着性の強い肌ヌカが残っているために、炊く前に研ぐ必要があります。
ですが1991年に誕生して「無洗米」は、水を加えるだけで炊飯出来るように、事前に肌ヌカを取り除いたお米です。
残念ながら、国による品質基準は、いまだにありません。
そのため、品質にバラツキがあるのが現状です
スズノブの無洗米は「無水洗米処理」という方法です。
製造時に水は使わないので乾燥工程はいりませんが、特殊ブラシ研米式であるため、1〜2回は濯いでから炊くようにしてください。
ちなみに、大手スーパーなどで販売されている無洗米は、
ヌカ式[BG精米製法 Bran(ヌカ)とGrind(削る)の頭文字〕の、空気・水以外のものを添加せず、肌ヌカの粘着性を利用して肌ヌカを除去する方法や、タピオカ式[NTWP Neo Tasty White Processの頭文字〕の、精白米に水を加え、肌ヌカと水が混じった濃厚なとぎ汁をタピオカ澱粉で吸着させる方法が、多いようです。