玄米の糠層を削り取る作業の事を、精米・精白・搗精(とうせい)といい、この工程をによって出来た胚乳のみのお米を、精米・精白米・白米といいます。
ちなみに、胚芽を残して糠層のみを削り取った米は、胚芽米・分搗き米(ぶづきまい)といいます。
日本国内における玄米及び精米の品質表示について定めた「玄米及び精米品質表示基準」(平成12年3月31日農林水産省告示第515号)第2条では、精米とは、玄米の糠層の全部又は一部を取り除いて精白したものをいう」と定義しています。
「一部を取り除く」とは、精米の度合いを言っていて、玄米を0で白米を10とした場合、その何割を精米しているかで、3分搗き米・5分搗き米・7分搗き米というように区分します。
ちなみに「搗き(づき)」とは「米搗き」の事で、杵や棒でお米をついて精米していた頃の名残です。
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