スズノブで取り扱っている品種の栽培情報です
「おいしさの基準=タンパク値」を守る
お米のおいしさを左右するのは「タンパク値」。
その値が低いほど、おいしいお米であると言われています。
そのため、北海道米では独自のタンパク値基準を設定。
「ゆめぴりか」の場合、タンパク値の基準は「7.4%以下」となっています。
この基準を満たさないものは、基本的に出荷されません。
品質基準を明確にして、「ゆめぴりか」のおいしさを維持しているのです。
ホクレンHP ゆめぴりかの美味しさの基準
百貨店・スーパー等で広く販売している「ゆめぴりか」の出荷の基準のタンパク値基準は7.4%以下ですが、スズノブで販売している「ゆめぴりか」のタンパク値基準はさらに低い、「タンパク質含有量6.8%以下」と「タンパク質含有量6.5%以下」の2種類となっています。 タンパク質含有量6.8%以下を基準とする事で、「栽培方法」「安全・安心」「食味」において、一般流通米との明確な差別化が可能であり、品質においても全量施設調整のため、高位で高品質(整粒80%以上)な品質にブレのないお米をお届けできます。 タンパク質含有率が低くなるに従って、生産量は大幅な減少となってしまいますが、柔らか・粘り・甘味等の特徴が強く出ると考えられています。 さらに、保温を続けていても味落ちがしにくく、冷めたときでも、炊きたての味、粘り具合、柔らかさを維持す事が出来ると考えられています。
スズノブが「ゆめぴりか」の販売を始めた時には、「タンパク質含有量6.8%以下」よりもタンパク質含有量が低い、JA新すながわの最高品質の差別化米「タンパク質含有量6.3%以下」の販売をしていました。
しかし、近年の温暖化と異常気象により、6.4%~6.5%以下の含有量の「ゆめぴりか」が多くなり、6.3%以下の含有量の「ゆめぴりか」が少なくなってしまいました。
そのため、数年にわたっての試食等の試験等を繰り返した結果、含有量を0.2%緩めたとしても、食味と特徴には全く問題ないという結論となり、6.3%以下の基準値を6.5%以下に見直すことにしました。
「高度クリーン米・高度クリーン栽培米」は、スズノブが中央農試技術体系化チームの高度クリーン米栽培の体系化実証(クリーン農業:H16~17)に賛同し、Suzunobu ProJect Riceとして、全国の米穀店のみでの販売を提案したものです。 化学合成農薬の使用は、「特別栽培米」では慣行栽培の1/2以下ですが、「高度クリーン米・高度クリーン栽培米」はさらに厳しく、農薬成分の使用回数を慣行栽培の1/4以下(5回:慣行栽培の25%)以内に抑え、化学肥料施用量を慣行栽培の50%以上低減しているお米で、北海道でYES! clean認定農家の圃場において栽培されています。 「ななつぼし」では1/4以下、「きたくりん」では1/5以下にまで抑えています。 ※ 中央農試技術体系化チーム(上川中部地区農業改良普及センター・空知東部地区農業改良普及センター)
道内4つの生産者組織(函館育ちふっくりんこ蔵部、JAきたそらちぬくもり米生産組合、JAピンネふっくりんこ生産組合、JAたきかわふっくりんこ生産部会) からなる「ふっくりんこ産地サミット推進協議会」で定めている事。
●「サミット公認」栽培・生産基準
良質米の安定生産と換気用負荷低減に向け、以下の取り組みを積極的に行っています。
・土壌診断を実施し、結果に基づいた適正な施肥設計・ケイ酸資材の散布
・収穫後の稲わら搬出・秋漉き込み
・種子は採取圃場種子を使用し、毎年更新 他
●「サミット公認」出荷基準
高品質米の出荷に向け、以下の取り組みを積極的に行っています。
・収穫時期は、試し刈り玄米にて適切に判断。
・コンタミ発生防止の取り組み 他
・適正な乾燥調製
●「サミット公認」品質基準
販売店ならびに一般消費者からの食味評価向上に向け、独自の品質基準(目標)を設定しています。
・精粒80%以上
・玄米白度19.5%以上の確保
・精米タンパク6.8%以下 他
浅く水をはって、代かきを終えた田んぼに、直接種もみを撒く方法です。
カルパー剤などでコーティングした種もみを使う方法と、コーティング無しの種もみを使う方法の2タイプがあります。
産業用無人ヘリコプターや背負式動力散布機などで種まきも出来るため、田んぼの大小は関係ありません。
1.田んぼ準備
ほ場に浅く水をはり、代かきして泥の状態にします。
2.播種
浅く水をはった田んぼに種もみをまきます。
乾いた田んぼに、直接種もみを撒く方法です。
種から芽が出て、葉が伸びたら水を入れます。
稲の収穫後は、使用した田んぼは畑として、麦や大豆などを作る事が出来ます。
一般的な栽培方法で、育苗箱に種をまいて苗まで育てからて、水田に田植えするします。
苗を育てるためのピニールハウスり、苗を育ててから、田植機で水田に植え付けます。
つまり、田植えは労働時間が長く人手も必要となっていて、生産者の大きな負担となっています。
あきたこまちは、仙北市神代(じんだい)地区で飼育している和牛を中心に、地域で生産された堆厩肥を、何回も切り返して混合された完熟堆肥を使用し栽培されています。
お米づくりの副産物である稲ワラや籾殻は、和牛のエサや敷料として利用された後、再度堆肥として田んぼに返されるといった、地域循環型農業によって生み出されています。
秋田県の代名詞「あきたこまち」をしっかりとした土づくりと地域循環型農業のもと生み出された特別なあきたこまちが、神代じゃんご米/箱入り娘 あきたこまちなのです。
※「じゃんご」とは
秋田弁で「田舎」のことを言います。都会から遠く離れた田畑が多いところを言います。自然たっぷり、空気も澄んだ“じゃんご”では農産物がすくすく育ち、人も動物も穏やかに過ごしています。
例:おら、じゃんごたれだおの。じゃんごくせのだば、仕方ねべぇ
訳:(私は田舎者だから、田舎くさい(あか抜けない)のは仕方ないです)
あきたこまちは、仙北市神代(じんだい)地区で飼育している和牛を中心に、地域で生産された堆厩肥を、何回も切り返して混合された完熟堆肥を使用し栽培されています。
お米づくりの副産物である稲ワラや籾殻は、和牛のエサや敷料として利用された後、再度堆肥として田んぼに返されるといった、地域循環型農業によって生み出されています。
秋田県の代名詞「あきたこまち」をしっかりとした土づくりと地域循環型農業のもと生み出された特別なあきたこまちが、神代じゃんご米/箱入り娘 あきたこまちなのです。
「箱入り娘秋のきらめき」の生産者は、その土地の田んぼと用水、気候を知り尽くし、自分の思うように栽培をコントロールできる強者たちです。
常に生産者とJAで情報交換を行って最新の情報を仕入れ、実践している他、生産者間でも切磋琢磨してこだわりの稲作りを実践しています。
「秋のきらめき」は山間高冷地でも栽培されやすいように開発されているため、あきたこまちよりも分げつ(茎)が増えやすいうえ、寒さやいもち病に強いので栽培し易く、早く成熟する早生品種です。
しかし、生育が早いため短い期間で分げつの数を増やし、穂が出たら限られた期間でしっかりと実らせなければなりません。
そこで、異常気象下でも負けずに生育するよう「ケイ酸質」を中心とした土作りを基本とし、「秋のきらめき」の生育に合った肥料を選択して栽培を行っています。
短い期間で仕上げるためには、日々の田んぼ見回りが大切です。
ちょっとした変化に気付き、水管理でサポートして、より大切に育てていきます。
農薬の使用成分回数を地域慣行栽培の5割減(10成分以内)とし、田んぼで使用する肥料は化学肥料由来窒素成分5割減で栽培しています。(一財)日本穀物検定協会より特別栽培農産物の認証を受けています。
「ゆめおばこ」は分げつ(茎)が増えやすいうえ、籾の数も多く、たくさんのお米を収穫できる品種ですが、「箱入り娘ゆめおばこ」は茎と籾の数をコントロールしながら、ちょっとひと工夫。
籾を一粒、一粒大きく充実させ、未熟粒を無くすため、「おばこロマン米の精」と「ケイ酸質」を中心とした土づくり。
高温障害を防止し登熟を促す水管理。“彼女”が無理することなく、のびのびと育つような栽培管理をしています。
農薬の使用成分回数は、地域慣行栽培の5割減(10成分以内)。
田んぼで使用する肥料は、植物有機質100%肥料「おばこロマン米の精」を使用することで、化学肥料由来窒素成分9割減で栽培し、「(一財)日本穀物検定協会」より、特別栽培農産物の認証を受けています。
「箱入り娘ゆめおばこ」を栽培しているのは、『JA秋田おばこ千畑「米の精」減・減栽培部会』です。
「美味い米づくり」とは何かを永遠のテーマに、部会員120名の仲間同士で語り合い、追い求め、有機質100%肥料「おばこロマン米の精」と美郷町産堆肥を組み合わせて使用し、地域慣行栽培の半分以下の農薬防除に努めてきました。
すると、土が肥え出したのと同時にイネ自身も健康に丈夫に育つようになりました。
米の甘みが増すとともに、食味も年々向上しており、ワンランク上の「お米栽培集団」として地域から評価されています。
お米づくりは約6ヶ月間もの時間を要します。
この間、手塩にかけて育てるのは子育てと同じ。
しかも、我が家の“箱入り娘”は、土作りと水管理にちょっと工夫が必要な品種。
それでも、決して埋もれさせることなく、大事に、大事に育てられてきた“箱入り娘”です。
魚沼産コシヒカリの産地として確立された当市で、さらに価値を高めた米を作り出したいという思いで生まれたお米です。
魚沼市とJA魚沼が共同で山間の棚田で丁寧に育てられてきたお米を消費者に伝えることによって山間地農業を守るを目的に取り組みを進め、「奥の極」が誕生しました。
魚沼市(入広瀬地区)の稲作とは
市内を流れる魚野川に流れ込む破間川、その合流点から20kg程上流にある入広瀬地区は、絶景で知られるJR只見線の新潟県側の玄関口としても知られています。
魚沼市の中でも一番の豪雪地帯であり、積雪は毎年のように3mを上回ります。
春になると、山々が豊富に蓄えた雪が解け、麓に向かって流れだします。また、その一部は山肌から吸収され、夏に向かってミネラルを豊富に含んだ湧き水となり、先人たちが守り続けてきた水路を通じて田んぼに引き込みながら、稲作が営まれています。
「奥の極」の栽培・品質基準
土壌診断や水質検査を専門機関にて実施し、栽培期間中はネオニコチノイド系農薬を使わない稲作など化学合成農薬50%削減と化学肥料30%以上削減を実施し、栽培履歴記帳や生き物調査を通じて安心安全な栽培となっているか確認を行っています。
また、品質に関しましても、JA魚沼が独自に取り組む「品質食味区分」に基づくSA品質以上、水分15.5%以下、調整作業でのふるい目1.9mm以上で大粒のお米を選別し、お米はJA魚沼の雪室倉庫で保管することにより環境に配慮し、いつまでも新米と変わらない味を保っています。
「魚のゆりかご水田米」は、琵琶湖から田んぼに遡上してきた魚が、産卵し、魚の子供が成育した水田で栽培されたお米です。
「魚のゆりかご水田米」は、次の要件を満たしていることを滋賀県が確認し、認証しています。
・環境こだわり農産物の認証を受けています
・遡上してきた魚が田んぼに入れるよう、魚道やその附帯施設を適正に設置・管理しています
・魚の赤ちゃんが田んぼで繁殖しているか現地で確認しています
・水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすとされている除草剤は使いません
・「魚のゆりかご水田米」は、県内の直売所などで販売されています。
・このお米を購入し、食べていただくことで、魚たちが遡上・産卵・成育できる水田環境が保たれます。
琵琶湖周辺の水田は、琵琶湖の固有種であるニゴロブナなどの湖魚に絶好の繁殖環境を提供してきました。
こうした水田やヨシ帯などに向かってくる湖魚の生態を巧みに利用してきた「エリ漁」は、資源にやさしい伝統的な「待ちの漁法」の代表格です。
また、 河川に遡上する湖魚の産卵環境の保全に寄与する多様な主体による森林保全の営みや琵琶湖の環境に配慮した農業など、森、川、水田、湖のつながりは、世界的に貴重なものです。
このような琵琶湖と共生する農林水産業「琵琶湖システム」は、千年以上に渡って受け継がれてきたもので、2022年7月にFAO(国連食糧農業機関)による「世界農業遺産」に認定されました。
ハーブの一種であるレッドクローバーを稲刈り後の水田で栽培し、有機質肥料として利用しています。
赤クローバーは根に大気中の窒素を取込む「根粒菌」を着生する性質を持ち、取込まれた窒素は稲の生育に有効な肥料分となります。
また堆肥や土壌改良材を利用した土づくりを推奨することにより地力を高め、化学肥料を9.9割以下に抑えた栽培を実践しています。
特別栽培を基本とし、慣行栽培に比べ、指定農薬成分数を5割以下に抑えた環境に配慮した栽培を採用しています。
連なる山々の裾野に広がる、黄金色の稲穂の帯。
ときおり吹く秋風に、独特の香ばしい香りを放ち、たわわに実った稲穂をたれる。
今年は例年にない厳しい天候にもかかわらず、どの田にも豊かな実りの秋がやってきている。
ここ石見高原では、平成15年から田植え後は化学肥料を一切使用せず、田植え前の水田で育てたハーブを土に漉きこむ農法で米作りを始めた。
もともとコシヒカリなど米作りの盛んな土地だったが、よりおいしい米をと考えたとき、"安全"は一番重要な項目となった。
「今まで当たり前に使用してきた農薬や化学肥料を見直すことから始めました。」
ハーブ米の生産者でもあり、島根おおちハーブ米研究会会長の渡辺さんは語る。
実際、稲の病気や除草の手間など、苦労は多い。
しかし「身体にいいものを届けたい」一心で、少しずつその難題をクリアしてきた。
安全な米作りを実現するためには、農薬や化学肥料は極力避けたい。
そこで注目したのは、多年草のレッドクローバーというハーブだった。
このハーブは、空中窒素を固定する性質を持ち、植物自体も窒素分を多く含むので、稲の成長にもってこいだ。
春、水田に種を撒きほどよく育ったところで、土に漉きこみ、緑肥にする。
ハーブの力をかりて、豊かな土壌作りが始まった。
しかし山間部の春は雪や霜がおりることも多く、ハーブが枯れてしまうこともしばしばあります。
おいしさや安全性を考えた農法が、環境にも大きな変化をもたらしている。
ここ数年継続して行っている地元・公民館活動の「田んぼの生き物調査」では、糸ミミズ・おたまじゃくし・かえる・たがめ・ヒルなどが確認され、種類もその数も年々増えていることがわかった。
中国山脈から湧き出る雪どけ水から成る江の川水系の川には、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオが数多く生息しています。
さらにこれらの生き物を食べるツバメや白サギも盛んに飛来するようになり、昔懐かしい賑やかな田んぼの風景があちらこちらで見られるようになったという。
「白サギは田んぼに悪さもするが」と苦笑いしつつも、渡辺さんらハーブ米生産者は着実に自然の息吹が感じられる環境になったことを、誇りに思っている。
★ 世界隠岐ジオパークとは ★
隠岐諸島は次の4つの過程を経て、約1万年前に現在の離島になりました。
1.ユーラシア大陸の一部だった時代
2.湖の底だった時代
3.海底の時代
4.島根半島と繋がっていた時代
こういった過程を経たことで、隠岐では独特の生態系や文化が生まれました。
隠岐は「大地の成り立ち」、「独自の生態系」、「人の営み」の、それぞれの「繋がり」が学べる島です。
https://www.pref.shimane.lg.jp/tourism/tourist/kankou/oki_shoukai/oki-geopark/
隠岐の島の農業は、近年まで半農半漁の形態が多く存在し、資源も豊富でなかったことから、身近な海藻などを肥料として育てる循環型伝統農法が確立されていましたが、近年では化学肥料などの普及により、残念ながら途絶えてしまっていました。
その隠岐の島の循環型伝統農法を現代に復活させ栽培したのが、「島の香り 隠岐藻塩米」です。
栽培は、通常栽培過程に、天然塩「藻塩」(1tの海水とアラメ(海藻)を釜で10日間かけて煮詰め、20kgしかできない貴重な塩)の水溶液を、夏の炎天下の散布することで、マグネシウムなど海のミネラルを吸収させ、もともと本土の土壌より含有率が高いマグネシウムなどを、根と葉の両方から吸収する相乗効果で、通常のコシヒカリより、甘味としっかりとした食感が期待できる、隠岐の島ならではの栽培方法で栽培されています。
隠岐の島は、日本列島にはないアルカリ岩で出来た珍しい島です(大陸の大地なのです)
断崖が多い隠岐の島では、海風が断崖を駆け上がって行きますが、その時には霧が発生しやすく、同時に海のミネラルが水田地帯に降り注ぎます。
対馬暖流の流れで、隠岐の島の周りでは海藻が非常に多く、このお米の栽培で使用している「藻塩」は、海藻に舌の肥えた島人が選んだアラメを使用しているのです。
隠岐の島は、世界ジオパークに認定されたことからもわかるように、独特な環境・歴史・文化があり、この土地ならではの中から生まれたのが、この独特の食感です。
おいしさを表す、4つの言葉
「匠逸」この地の人が長い米づくりの経験の中で磨き上げた伝統の手仕事。
「悠景」懐かしく穏やかな日本の原風景に囲まれた水田。
「清流」標高と清らかな山で育つ稲。
「無垢」雑味のないピュアな味わいのお米。
このすべてがひとつになって、「秘境 奥島根 弥栄」は誕生しました。
●旬がひきたつ、無垢な米。
島根県の奥の、そのまた奥の町。
清らかな山水をひき、ゆるやかに広がる棚田が、そのお米のふるさとです。
「秘境 奥島根 弥栄」
“食卓の主役”ではないけれど、採れたての野菜の甘みを、新鮮な魚の風味を、四季折々の旬の食材をひきたてる、なにげない日々の食卓に、ちょうどいいお米です。
●やわらかく、清く、あまい。
やわらかさと、みずみずしさ、ほのかな甘さ、ほどよいつやが、弥栄米の魅力です。
味の濃い料理よりも、素材の味をそのまま楽しむようなおかずとの相性がよく、冷めてもおいしくいただけます。
すっきりと清らかな味わいは毎日の朝ご飯にもぴったり。
かむほどにじんわり、しっかりおいしい。
おかずの素材をそっと引き立てる、ちょっとひかえめなお米です。
「秘境 奥島根 弥栄」は、農薬を減らし化学肥料を一切使わないほか、定められた栽培法・薬剤使用というより厳しい条件の中で育てられたブランド米。
さらにその土地の力を最大限にいかし、有機資源を循環させる「循環型農業」で、環境にも人にもおいしい、安全なお米づくり成功しました。
●米のうまみを引き出す、地の力。
弥畝山(やうねやま)から流れる清らかな山水、標高の高さが生んだ朝夕の寒暖差、ゆるやかに広か?る棚田、養分を保つ粘り気のある土。
弥栄町には「おいしい米をつくる」ための条件がそろっています。
大自然の生きた恵みを余すところなく受け、100年以上も前から守られてきた田で生まれた「秘境 奥島根 弥栄」。
派手さはないけれど、素朴でやさしく、どこか懐かしい。
弥栄の地そのものの恵みが一粒につまっています。
●受け継がれる、ていねいな手仕事。
棚田は一枚ごとに米の味が変わるとも言われ、一定のおいしさを保つには人々のていねいな手仕事が欠かせません。
さらに同じ田で、同じように育てていても、その年の気象条件によって味や収穫量に違いが生じます。
一定以上の品質を保つためには弥栄の自然の特徴をしっかりと理解し、忍耐強く米と向き合うことが必要不可欠。
美しいだけではなく、時に人々の暮らしに牙をむく大自然を相手に、100年以上もの間、米づくりに打ち込みつづけてきた誇りが、弥栄の人々には根付いています。
「宅野神楽米」は、大田市仁摩町宅野地区に1700年代半ばから伝わるとされる伝統芸能、「宅野子ども神楽」をモチーフにしていて、袋には、神楽の演目のひとつである「獅子舞」に登場する天狗と獅子が色鮮やかにデザインされています。
神楽の「舞」とコメの「米(まい)」をかけて「宅野神楽米」と名付けられました。
耕作放棄地の解消と宅野の特産品づくりを目指し、宅野地区の郷土伝統芸能である「宅野子ども神楽」から命名し、邇摩高生が獅子とてんぐが描かれたパッケージをデザインしました。
生産者の的さんは「耕作放棄地をなくし、後継者づくりにつなげたい」と話し、デザインを担当した邇摩高生は「皆さんに親しんでもらえるよう柔らかいイメージで描いた」と話しました。
巨木・ご神木・棚田米
島根県全体として数が多く、歴史・文化・自然環境と結びつきやすいキーワードは「巨木・ご神木」で、指定されているだけでも60本以上あり、JA石見銀山管内(大田市)でも、古くから地域を見守り続ける12本の巨木・ご神木があるのです。
(指定されず、地域のみで受け継がれている巨木・ご神木は、数倍あります)
巨木・ご神木がある地域は、水が枯れることがなく、土も健康で栄養があり、四季がしっかりとあり、昼夜の温度差もあり、古くからの自然が保たれている地域なのです。
元肥に牛ふん堆肥をすき込むことにより、地力の強い良い土づくりと環境を守る地域循環型農業を実践。
除草剤を出来るだけ使わず、手作業での草取りや畦の草刈を年5回以上行うなど、手間をかけた栽培方法を採用。
特別栽培を基本とし、慣行栽培に比べ、指定農薬成分数および化学肥料を5割以下に抑えた環境に配慮した栽培を採用。
気温の日較差が大きい山間地域(富山地区・三瓶地区・大江高山地区)で、この土地にしか生息していない珍しい生き物(ウスイロヒョウモンモドキ・ギフチョウなど)が棲む里山を守りながら循環型農業に取り組んでいます。
また、国立公園三瓶山や大江高山から湧き出る豊富な山水を水田に活用し栽培しています。
豊富で綺麗な水系の上流には、自然の「わさび田」があり、良質米を育てるための最良な環境が継承されています。
①環境:珍しい生き物(ウスイロヒョウモンモドキ・ギフチョウなど)が棲む里山
②気温:気温の日較差が大きい山間地域(富山地区・三瓶地区・大江高山地区)
③土:牛ふん堆肥をすき込んだ地力ある良い土づくり
④水:国立公園三瓶山や大江高山から湧き出る豊富な山水
⑤文化:平成19年7月石見銀山遺跡が世界遺産に登録
★ 土佐天空の郷差別化 ★
大粒だけを使用しているので、ご飯がベチャつかずふっくらと炊きあがり、室戸海洋深層水により、ほのかな甘みが特徴です
「旬菜工房もとやまHPより」
「七夕コシヒカリ」は、佐賀県で一番最初に収穫されるお米で、旧暦の七夕(8月7日前後)に収穫されることから「七夕こしひかり」と命名されました。
「七夕コシヒカリ」は、あえて2月の寒い時期にビニールハウスを建てて、その中で苗を作るという、条件の厳しい取り組みをしている上に、暑い時期には管理が厳しい、佐賀県の特別栽培農産物の認証を受けた「節減対象農薬5割減/化学肥料(窒素成分)5割減」という安全基準で、堆肥や有機質配合肥料を使用して栽培し、お盆前の最も日差しが強く暑い日に刈り取りをします。
そのため、収穫後2時間以内に、コンバインで収穫した生モミを農家から受け入れて、乾燥・モミすり・精選して玄米とし、包装するまでの一貫作業を行う共同乾燥調製施設に持ち込み、熱ではなく風を利用した、玄米にとって優しい乾燥方法を行い、瑞々しいツヤと旬だけにある香りを失わない、品質重視の新米づくりを心がけています。
全国に対して1年に一度だけ流通させているコシヒカリという事もあり、お米好きの中では「幻のコシヒカリ」とも言われている希少米でもあります。
「将躍(しょうやく)コシヒカリ」は、輝く未来を創造する「JAさが」のコンセプトである、「将来性」・「躍動感」・「融和」から、「将・躍」の二文字をとってスズノブが作った造語です。
「七夕コシヒカリ」は、あえて2月の寒い時期にビニールハウスを建てて、その中で苗を作るという、条件の厳しい取り組みをしている上に、暑い時期には管理が厳しい、佐賀県の特別栽培農産物の認証を受けた「節減対象農薬5割減/化学肥料(窒素成分)5割減」という安全基準で、堆肥や有機質配合肥料を使用して栽培し、お盆前の最も日差しが強く暑い日に刈り取りをします。
そのため、収穫後2時間以内に、コンバインで収穫した生モミを農家から受け入れて、乾燥・モミすり・精選して玄米とし、包装するまでの一貫作業を行う共同乾燥調製施設に持ち込み、熱ではなく風を利用した、玄米にとって優しい乾燥方法を行い、瑞々しいツヤと旬だけにある香りを失わない、品質重視の新米づくりを心がけています。
それでも極早生という問題から、どうしても品質にブレが出ている年もあり、それが炊き上がりに影響してしまう事もあります。
なので、スズノブ本店で、さらに玄米色彩選別機を通して、スズノブ独自基準の品質になるように高選別調整をした、「スズノブオリジナル米」です。
「天川コシヒカリ」は、旧JA佐賀松浦管内の霊峰天山の麓、標高650m程の佐賀県唐津市厳木町(きゅうらぎ)町の天川(あまがわ)地区で、古くより米が美味しい地区として有名で、「天領」として名高い地区です。
夏の昼間は平地との気温差が5度前後ですが、夏の夜でも毛布が無いと眠れないほどに冷え込むこともある、寒暖の差が激しい場所です。
空気が澄みきっているため、夜空を見上げれば、満天の天の川が流れ、まるで織姫と彦星がすぐ側にいるかのようです。
天川地区の土壌は砂がかりが強くて水はけがよく、肥料成分を保ちにくいのが特徴です。
そのため、田んぼの土壌断面調査や化学分析を行い、その結果をもとにした土づくりにより、自然環境へ負荷をかけないお米作りに向つなげています。
天川コシヒカリ特別栽培米研究会に登録された生産者が栽培している、希少なコシヒカリです。
天川コシヒカリのタンパク含有率は、県基準より0.8%低い(県基準6.5%)5.7%以下となっています。
その理由として、同一品種で0.5%のタンパクの差があれば、多くの人が美味しさ識別できるためです。
1.天山山系の良質な伏流水で栽培。
2.標高600mの景観の優れた棚田。
3.昼夜の気温較差を活かした粒張りの大きなコシヒカリを栽培。
4.タンパクを低く抑えるために、登熟期間中の肥効を抑えられる砂壌土で栽培し、窒素施肥量を極力抑えている。
旧JA唐津市、旧JA松浦東部、旧JA佐賀松浦、旧JA上場が合併し、平成18年4月1日にJAからつ(唐津農業協同組合)になりました。
旧JA佐賀松浦は、標高50~650mまでの中山間地にあり、厳木地区と相知地区からなります。
主にヒノヒカリ・夢しずく・さがびよりが栽培され、低タンパク米(食味が良いとされる)として有名です。
タンパク質含量と米の食味には密接な関係があり、低タンパクの方が食味が良いとされていることから、お米に含まれるタンパク質を減らすことで、お米が持つ本来の旨味を引き出そうとする、佐賀県独自の新しい農法で作られたお米です。
栽培者側では、タンパク質を下げる為に適期に肥料を施し、出来るだけタンパク質が上がらない様な管理をしています。
これが、美味しい米づくりで大切な事で、そのために出穂後15日以降は、チッソ(N)肥料を控えました。
佐賀松浦カントリーでは、平成13年産から県内で始めて低タンパク米を荷受け区分し、14年産からは機械利用組合を中心に生産を拡大しました。
また、地域の特性を活かし「極低タンパク米」の生産に取り組んでいます。
目指すタンパク含有率は、佐賀県の目標より0.5%落とした値で、その理由として、同一品種で0.5%のタンパクの差があれば、多くの人が美味しさ識別できるためです。
栽培地が砂壌土のため、肥料が抜けやすく、土壌中の窒素施肥料の調整がしやすく、お米の美味しさを大きく左右する登熟期間中の水稲の過剰な窒素吸収を抑制できるというメリットがありますが、肥料不足にならぬよう、作土層を深くし、有機質肥料(鶏糞)を施肥や、冬の間に稲ワラを土壌にすき込みを行っています。
出穂後に圃場ごとに葉色診断を行い、タンパクの多そうな葉色の濃い圃場がないか、研究会全員参加による現地圃場巡回でチェックをしています。
圃場を巡回調査し、収穫時期前の落水タイミングの見極め、早刈りにならぬよう刈取り時期を厳守しています。
収穫は、葉色診断の結果をもとに、タンパクが高いと想定されるお米は別荷受けとし、タンパクの低いもののみをこだわり米として厳選しています。
カントリーエレベーター(CE)は、100tビン9基、50tビンが36基あり、特別栽培米と一般米が混入しないよう厳格な管理を行っています。
DAG乾燥(除湿乾燥)方式により、火力を全く使わない米に優しい乾燥法の実施しています。
佐賀松浦カントリーエレベーター(天川ライスセンターで半乾燥後)CEで籾貯蔵し、出荷の都度の今摺り米なので、春以降でも食味の劣化が少ないという良さがあります。