■【白米/分搗米/無洗米2kg】高知県(本山町)土佐天空の郷ヒノヒカリ-農薬6割減
【白米/分搗米/無洗米2kg】高知県(本山町)土佐天空の郷ヒノヒカリ-農薬6割減

栽培 | 節減対象農薬:当地比6割減 化学肥料(窒素成分):当地比5割減 |
産地 | 高知県 |
地域 | 長岡郡本山町 |
生産者 | 本山町特産品ブランド化推進協議会(39名)本山町農業公社 |
品種 | ヒノヒカリ |
育成 | 育 成 年:平成元年 育成場所:宮崎農試 |
来歴 | 母(めしべ):黄金晴 父(おしべ):コシヒカリ |
種子更新 | 毎年更新100% |
網目 | 1.9mm |
色彩選別 | あり(玄米) |
食味値 | 77点以上(参考目標値) |
蛋白値 | 6.8%以下(参考目標値) |
千粒重 | 23.0g(目標基準値) |
整粒歩合 | 80%以上(目標基準値) |

差別化 |
①土壌が良い 本山町の水田は、弥生時代の古から培われた農業文化により、良質の土壌を創り上げています。 また、本山町には、蛇紋岩(じゃもんがん)の層があり、良質の米を生み出すマグネシウムが多く含まれると言われています。 更に「土佐 天空の郷」は、毎年、田んぼの土壌分析を行うことにより、美味しいお米作りに最適な土壌を作り上げて行きます。 また、その結果により肥料配分を行い、農薬や化学肥料を極力低減した栽培を行っています。 ②水が良い 本山町の森林面積は約90%、その木々たちは沢山の水を貯え、嶺々から、湧き出す清澄な水は、それぞれの棚田を満たしています。 「土佐天空の郷」は、その天然のミネラルを惜しげもなく使い、自然の恵みをたっぷり吸収したお米です。 ③寒暖の差が激しい 本山町の北側は石鎚山地、南側は剣山地に属し、その狭間で、激しい寒暖の差をもたらす地域です。 「土佐 天空の郷」は、標高250mから850mの棚田で生産されるお米で、本山町の激しい寒暖差の中で育つ、甘みのあるお米です。 ④健康・環境へのこだわり 農薬や化学肥料を控え、環境やさしい農業を行っています。 特別栽培米(高知県地域比5割減) 農家全員が、エコファーマーを取得。 環境を守り、安心安全を皆様方にお伝えし、後継者たちに、すばらしい水田環境を継承するため環境保全の農業に取り組んでいます。 ⑤室戸海洋深層水の使用 お米は、カリウムに対してマグネシウムの含有率が高いほど美味しいと言われています。 「土佐天空の郷」は、栽培過程で室戸海洋深層水を使用することにより、さらに、この含有率を高めました。 室戸海洋深層水のブランドマークは、海洋深層水により、商品価値を高めている証として、高知県や室戸市から使用の許可を頂いた本物の証です。 ⑥「”超”贅沢な選別」 通常食卓に並ぶお米は1.8mmの網目でふるいに掛けた物ですが、「土佐天空の郷」は、贅沢に1.9mm以上の網目でふるいに掛けた大粒のお米のみを選抜しています。 また、農家別に乾燥調整し、本山町農業公社の食味分析により、食味値の基準を満たした物だけを使用しています。 更に、色彩選別機により、玄米の着色粒や虫の被害を受けたお米を完全に取り除いています。 「そのため、食味・品質には、自信があります。」 大粒だけを使用しているので、ご飯がベチャつかずふっくらと炊きあがり、室戸海洋深層水により、ほのかな甘みが特徴です 「旬菜工房もとやまHPより」 |
産地情報 |
高知県本山町 本山町は四国の中央に位置し、高知県の北部の町です。 吉野川上流域に位置し、北には石鎚山地が、南には剣山地が連なる、豊かな自然の町です。 また町内にはシャクナゲや桜の見所も多く、春には町の至る所が美しいピンク色にそまる、花の町としても知られています。土地の大部分を山地が占めますが、棚田を利用した米作りが古くから行われ、高知県内でも有数の米どころとなっています。 本山町の歴史 本山町には、西日本屈指の縄文遺跡である「松ノ木遺跡」があります。 縄文・弥生時代の貴重な遺物も多数出土しており、歴史は古く約8千年以上前にさかのぼります。 発掘された遺跡から、ここでの米づくりは、弥生時代に始まったと言われます。 また、本山町は早くから歴史の舞台として登場します。 戦国時代、土佐七人衆とうたわれた豪族の一人・本山氏がこの地に本山城を築き、支配の拠点とします。 四方を囲む山地が自然の要害となるこの地は、築城に格好の場所だったのです。 しかしその後本山氏は長宋我部氏に破れ、この辺りは長宋我部氏の支配下に置かれます。 山内一豊が土佐に入国してからの藩政時代には、野中兼山がこの地を支配。 「本山掟」と呼ばれる厳しい訓戒が存在したとも言われていますが、一方で兼山は白髪山から伐採した木材を吉野川で運び、借金の返済に充てるなど敏腕を振るいました。 これにより本山町は、剣山地北部・嶺北地方の中ではもっとも早くからひらけた土地であり、今でも林業や農業、畜産などが盛んに行われています。「旬菜工房もとやまHPより」 本山町の棚田 四国の中央に位置する本山町には、東流して徳島県に注ぐ吉野川が町の中心を流れています。 その両岸には、幾多の支流が峡谷となって存在し、水田は、峡谷に添うように標高250mから750mの間に棚田で形成しています。 この地での稲作は、弥生時代に始まり、古より培われたその農業文化は良質な土壌を生み出しています。 また、谷々を流れる清澄な水と剣山地・石鎚山地のもたらす激しい寒暖の差によって、生み出されるお米は豊かな自然力を確かな旨みとして食べる人に伝えます。 また、この棚田は、昔からの形状をそのままに現在まで受け継がれ、四国山脈を越える主要な街道の一つであった「北山越え」のルートにあたるこの地を通った幕末の志士「坂本龍馬」や坊さんかんざし事件で知られる「純信とお馬」もこの棚田風景を望み、心を和ませた歴史ある棚田です。 水田環境 本山町の棚田は、昔からの環境を守り続けています。水田の水源は、非常に綺麗な水質を保ち、今日では少なくなった土水路も多数存在します。 また、減農薬の稲作を続けて来たことから多数の生物が存在します。 昨年の夏、県内各地から親子等を招待して実施した「田んぼの生き物調査隊」では、サンショウウオ、オニヤンマ、ホウネンエビ等多数の珍しい生物が発見され、本山町の環境のすばらしさ、この地で生産されるお米の安全などを証明する結果となりました。 |
ヒノヒカリ |
「ヒノヒカリ:南海102号」は、「コシヒカリ」と「黄金晴」の交配によって、宮崎県総合農業試験場(農林水産省指定試験地)で育成された品種である。 1989年に水稲農林299号「ヒノヒカリ」として命名登録され、翌19900年に種苗法による品種登録された。 名前の由来は、西日本(九州)を現す「日」(太陽)と、その飯米が光り輝くさまから。 誕生後、多くの府県で奨励品種に指定され、九州を中心に中国・四国地方や近畿地方など西日本で広く栽培されていて、現在では関東でも栽培されているが、温暖化に弱い品種であることから、栽培面積は減り続けている。 |