■佐賀県(JA唐津)逢地夢しずく-農薬5割減
佐賀県(JA唐津)逢地夢しずく-農薬5割減
ブランド名 | 逢地(あうち)夢しずく | |
品種 | 夢しずく | |
栽培 | 特別栽培米 | |
節減対象農薬 | 当地比:5割減 | |
化学肥料(窒素成分) | 当地比:5割減 | |
タンパク質含有量 | 6.3%以下 | |
栽培地 | 厳木町天川地区 | |
貴重性 | ★★★★★★★★★ (10段階中10) |
艶 | つやつや | ☆★☆☆☆☆☆ | 大人しい |
香り | 強い | ☆☆★☆☆☆☆ | 弱い |
粘り | 強い | ☆☆★☆☆☆☆ | 弱い |
米粒 | 大きい | ☆☆☆★☆☆☆ | 小さい |
米粒感 | 強い | ☆☆☆☆★☆☆ | 弱い |
硬め | ☆☆☆☆★☆☆ | 柔らかめ | |
食感 | もっちり | ☆☆☆☆★☆☆ | しっとり |
味 | しっかり | ☆☆★☆☆☆☆ | あっさり |
品種 | 夢しずく |
「夢しずく」は、「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配によって生まれた品種です。 ほどよい粘りと優れた味わい、食欲をそそるふっくらでつやのある光沢が高い評価を受けています。 新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」という言葉で表現し、県の米袋のデザインは、佐賀県厳木町出身の、風の画家「中島潔」さんのあたたかなイラストになっています。 |
差別化 | |
・相知は厳木川と松浦川が合流する地で豊かな水流に恵まれた産地 「15年に渡る低タンパク米の取組」 佐賀松浦カントリーでは、平成13年産から県内で始めて低タンパク米を荷受け区分し、14年産からは機械利用組合を中心に生産を拡大。 また、地域の特性を活かし「極低タンパク米」の生産に取り組む。 目指すタンパク含有率は、佐賀県の目標より0.5%落とした値。 その理由として、同一品種で0.5%のタンパクの差があれば、多くの人が美味しさ識別できるため。 逢地夢しずく(逢地の里の夢しずく)のタンパク含有率は6.3%以下(県基準6.8%)。 タンパクを低く抑えるために、登熟期間中の肥効を抑えられる砂壌土で栽培し、窒素施肥量を極力抑えている。 <砂壌土の特徴> 肥料が抜けやすいため、土壌中の窒素施肥料の調整がし易い。 そのため、米の美味しさを大きく左右する登熟期間中の水稲の過剰な窒素吸収を抑制できる。 肥料不足にならぬよう、作土層を深くし、有機質肥料(鶏糞)を施肥や、冬の間に稲ワラを土壌にすき込みを行う。 <基肥・穂肥の窒素施肥量> 逢地夢しずく(逢地の里夢しずく):5.1kg(砂壌土) 佐賀県夢しずく(県基準):8.0kg(砂壌土) <研究会全員参加による現地圃場巡回> 1.穂肥診断による施肥量の調整 2.出穂後に圃場ごとに葉色診断を行い、タンパクの多そうな葉色の濃い圃場がないかチェック 3.収穫は、葉色診断の結果をもとに、タンパクが高いと想定される米は別荷受けとし、タンパクの低いもののみをこだわり米として厳選 |
|
品質へのこだわり ・収穫時期前の落水タイミングの見極めと厳守 ・圃場を巡回調査し、収穫時期を見極め、早刈りにならぬよう刈取り時期を厳守 ・カントリーエレベーター(CE)は、100tビン9基、50tビンが36基あり、 特別栽培米と一般米が混入しないよう厳格な管理を行う ・DAG乾燥(除湿乾燥)方式により、火力を全く使わない米に優しい乾燥法の実施 佐賀松浦カントリーエレベーター(天川ライスセンターで半乾燥後) ・CEで籾貯蔵し、出荷の都度の今摺り米なので、春以降でも食味の劣化が少ない |
栽培 | 特別栽培米 |
「特別栽培米」は、農林水産省が策定した「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米のことです。 このガイドラインは、無農薬や農薬の使用を節減して栽培された農産物への消費者の関心の高まりにともない、施行されたものです。 「特別栽培米の基準」は、そのお米が生産された地域の慣行レベル(各地域で慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培されたお米で、「特別栽培米」と表示するためには、節減対象農薬と化学肥料の両方の節減が必要です。 スズノブにおいては、米袋に「特別栽培米」という表示をせずに、より具体的に「節減対象農薬:〇割減/化学肥料(窒素成分)〇割減」という表示をしています。 |
カートボタンの下に、産地・生産者情報があります。 |

産地情報 |
旧JA唐津市、旧JA松浦東部、旧JA佐賀松浦、旧JA上場が合併し、平成18年4月1日にJAからつ(唐津農業協同組合)になりました。 旧JA唐津市は、佐賀県の北東に位置し、松浦川流域を中心とする下場地区と中山間地区大半を占め、中山間特有の棚田を利用したコシヒカリの栽培、下場地区では、夢しずく・たんぼの夢といった品種又は土壌の特性を活かした栽培を行っています。また、自然薯や唐津いちごが定着し、一大産地となっています。 旧JA松浦東部は、浮岳の清流を玄海の黒潮に育まれ、春には苺、夏には温室みかん、秋には有機米と温州みかんなど、手しおにかけて育てたふるさとの味をお届けします。 旧JA佐賀松浦は、標高50~650mまでの中山間地にあり、厳木地区と相知地区からなります。主にヒノヒカリ・夢しずく・さがびよりが栽培され、低タンパク米(食味が良いとされる)として有名です。 旧JA上場は、古くから上場台地と呼ばれ、標高100~200mの山が波状的に起伏し、玄武岩質からなる丘陵地帯ですが、対馬海流の影響を受け気候が温暖であるため、コシヒカリ、いちご、みかん、畑作たまねぎ等を中心とした農産果樹園芸作物の生産が盛んな地域です。また、肥育牛をはじめ、繁殖牛・乳用牛を中心とした畜産物の生産販売高は県内でも群を抜いており、畜産振興に最も力を入れている地域でもあります。 |
生産者 |
あうちの里の米生産研究会 |