■広島県(東広島市河内町)小田米ヒノヒカリ-農薬5割減
広島県(東広島市河内町)小田米ヒノヒカリ-農薬5割減
★ ヒノヒカリ ★
「ヒノヒカリ:南海102号」は、「コシヒカリ」と「黄金晴」の交配によって、宮崎県総合農業試験場(農林水産省指定試験地)で育成された品種である。
1989年に水稲農林299号「ヒノヒカリ」として命名登録され、翌1990年に種苗法による品種登録された。
名前の由来は、西日本(九州)を現す「日」(太陽)と、その飯米が光り輝くさまから。
誕生後、多くの府県で奨励品種に指定され、九州を中心に中国・四国地方や近畿地方など西日本で広く栽培されていて、現在では関東でも栽培されているが、温暖化に弱い品種であることから、培面積は減り続けていて、現在は希少品種となっている
★ 栽培情報など ★
- ブランド名:広島県小田米コシヒカリ
- 産 地:広島県
- 栽培地:東広島市河内町
- 生産者:ファーム・おた
- 品 種:コシヒカリ
- 節減対象農薬:当地比5割減
- 化学肥料(窒素成分):当地比5割減
- タンパク質含有量:5.8%以下
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★★★ 産地情報 ★★★
小田地区は、東広島市河内町の北東部に位置し、椋梨川にある深山峡は秋の紅葉が美しく、上流には白竜湖があります。
標高は280m。
小田川を中心に棚状の耕地が開け、13集落が形成されています。
住民237戸598人(平成23年現在)。
耕地面積は127haです。
ほ場整備は、昭和52年に開始され昭和62年にはほとんどが完了しました。
小田川沿いにはパークゴルフ場や農産物直売所「寄りん菜屋(レストラン・加工場)」があり、平成24年にオープンした米粉パン工房「パン&マイム」には地区内外の多くの方に親しんでいただいています。
小田の郷の史跡、新名所、四季折々の表情豊かな森、田園風景、そして中心部を東西に走る県道438号と美しい小田川。
ドライブや登山、釣り、ランニングやウォーキングにもぜひ小田へ!!
地域の安心!安全!新鮮!な農産物直売所「寄りん菜屋」には野外ステージとカフェも併設しています。
また平成24年にオープンした「米粉パン工房 パン&マイム」にもぜひお立ちよりください。
小田地区は、小田川を中心に東西12組(地域)に分かれています。
(ファーム・おた゜HPより)
★★★ 差別化 ★★★
「共和の郷・おだ」まちづくり計画に基づき、住民自らがともに力を合わせ、創意工夫により、地域の活性化を図りながら誇りの持てる、住みよい、和やかな郷づくりに取り組みます。
●安心!広島ブランド(広島県認証)特別栽培農産物
特別栽培米」とは、一般的な農法より化学肥料50%以下、化学合成農薬50%以下の使用となる様に育てられたお米です。
ファーム・おだは、10年以上前から土作りに始まり、今に至るまで、特別栽培の技術向上、環境改善に努め、広島県が認証する「安心!広島ブランド」を取得しています。
●土作りと地域と自然の共存●
環境変化に強い丈夫な稲を作るためには、どうしたらよいか。
ここから「土作り」が始まりました。
お米を収穫した後の稲わらは、薬剤はほぼ使用せず畜育し、エサにもこだわっている、県内の(株)なかやま牧場の牛に食べてもらいます。
出来上がった牧場の堆肥は、田に循環(毎年1500t)され、地元の繋がりによる共同リサイクルを実現した、循環型農業を行っています。
環境に配慮した土壌改良は、多様な水生生物、鳥類などを育み、より一層おだの自然が輝きます。
★★★ 生産者 ★★★
ファーム・おだとは
小田の豊饒の地、おいしい水、美しい緑を守ってゆくこと。
安全・安心そして、安定的に食料生産すること。
いつまでも農業が続けられ、若い人たちが魅力を感じて後を継いでくれるような環境をつくること。
私たちファーム・おだは、迫りくる様々な危機をチャンスと考え「明るく元気のある小田の郷づくり」を推進するため全戸参加型の農業生産法人を立ち上げました。