■島根県(JAしまね隠岐)隠岐世界ジオパーク島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ-農薬7割減
島根県(JAしまね隠岐)隠岐世界ジオパーク島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ-農薬7割減
ブランド名 | 隠岐世界ジオパーク 島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ |
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品種 | コシヒカリ | |
栽培 | 特別栽培米 | |
節減対象農薬 | 当地比:7割減 | |
化学肥料(窒素成分) | 当地比:7割減 | |
タンパク質含有量 | 6.0%以下 | |
栽培地 | 隠岐の島 | |
貴重性 | ★★★★★★★★★★ (10段階中10) |
Suzunobu Project Rice(SPR)により、「隠岐藻塩米」は、2品種2タイプに分かれています |
隠岐世界ジオパーク 島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ ▶ |
島の香り隠岐藻塩米特選コシヒカリ ▶ |
隠岐世界ジオパーク 島の香り隠岐藻塩米特選きぬむすめ ▶ |
島の香り隠岐藻塩米特選きぬむすめ ▶ |
「隠岐藻塩米憲章」はこちら ▶ |
艶 | つやつや | ☆★☆☆☆☆☆ | 大人しい |
香り | 強い | ☆☆★☆☆☆☆ | 弱い |
粘り | 強い | ☆☆★☆☆☆☆ | 弱い |
米粒 | 大きい | ☆☆★☆☆☆☆ | 小さい |
米粒感 | 強い | ☆★☆☆☆☆☆ | 弱い |
硬め | ☆☆★☆☆☆☆ | 柔らかめ | |
食感 | もっちり | ☆☆★☆☆☆☆ | しっとり |
味 | しっかり | ☆★☆☆☆☆☆ | あっさり |
品種 | コシヒカリ |
コシヒカリは、新潟県農業試験場で「農林22号」を母に、「農林1号」を父として、昭和19年に交配されました。 のちに一部が福井県農業試験場へ分譲され、「越南17号」という系統ができあがりました。 昭和29年から、越南17号は各県で試験栽培が行われ、魚沼地域では南魚沼市(旧大巻村)で試験栽培が行われました。 魚沼地域での試験栽培の結果は、他の地域に比べて成績が優れていて、魚沼の風土に適した品種であることがわかりました。 しかし、食味と品質は良かったものの、倒れやすく病気に弱いという欠点がありました。 その後も、生産者と関係機関が一丸となって技術改良を進めて、昭和31年に新潟県の奨励品種となり、「越の国に光り輝く品種」となることを願い「コシヒカリ」と命名されました。 現在、「新潟県産コシヒカリ」という銘柄は、9割以上がコシヒカリBLという品種群であり、コシヒカリ(品種)とは異なっています。 |
差別化 | |
「島の香り隠岐藻塩米 特選コシヒカリ」の品種は、ブランド名にもある通り、隠岐産コシヒカリです。 化学肥料と農薬の使用量を、島根県の慣行基準の50%以下に抑えた特別栽培基準です。 栽培は、通常栽培過程に、天然塩「藻塩」(1tの海水とアラメ(海藻)を釜で10日間かけて煮詰め、20kgしかできない貴重な塩)の水溶液を、夏の炎天下の散布することで、マグネシウムなど海のミネラルを吸収させ、もともと本土の土壌より含有率が高いマグネシウムなどを、根と葉の両方から吸収する相乗効果で、通常のコシヒカリより、甘味としっかりとした食感が期待できる、隠岐の島ならではの栽培方法で栽培されています。 |
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●隠岐の島は、日本列島にはないアルカリ岩で出来た珍しい島です(大陸の大地なのです) ●断崖が多い隠岐の島では、海風が断崖を駆け上がって行きますが、その時には霧が発生しやすく、同時に海のミネラルが水田地帯に降り注ぎます。 ●対馬暖流の流れで、隠岐の島の周りでは海藻が非常に多く、このお米の栽培で使用している「藻塩」は、海藻に舌の肥えた島人が選んだアラメを使用しているのです。 ●隠岐の島は、世界ジオパークに認定されたことからもわかるように、独特な環境・歴史・文化があり、この土地ならではの中から生まれたのが、この独特の食感です。 |
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美味しまね認証米(=島根県版GAP制度) 島根県内で生産される農林水産物で、認証基準61項目を満たす「高い安全性」と「優れた品質」を兼ね備えた、産品を生産する生産者・生産方法を、第三者機関の判断をもとに島根県知事が認証しています。 |
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① 水:離島なのに水が豊富、アルカリ岩の大地の名水で育てたお米 ② 土:崖を駆け上がった海風が霧に変わり海のミネラルが大地に降り注ぎ、マグネシウムなど海のミネラルを多く含む土壌で育てたお米 ③ 海:海水と海藻を煮詰めてできる手作り天然塩「藻塩」の水溶液を稲に散布することで、葉と根の両方から海のミネラルを吸収させ育てたお米 ④ 人:3万年前に遡る歴史を持ち、伝統を守ってきた島人が丹精込めて育てたお米 ⑤ 志:品質管理と厳しい基準に合格した、島人の志で育てたお米 |
栽培 | 特別栽培米 |
「特別栽培米」は、農林水産省が策定した「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米のことです。 このガイドラインは、無農薬や農薬の使用を節減して栽培された農産物への消費者の関心の高まりにともない、施行されたものです。 「特別栽培米の基準」は、そのお米が生産された地域の慣行レベル(各地域で慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培されたお米で、「特別栽培米」と表示するためには、節減対象農薬と化学肥料の両方の節減が必要です。 スズノブにおいては、米袋に「特別栽培米」という表示をせずに、より具体的に「節減対象農薬:〇割減/化学肥料(窒素成分)〇割減」という表示をしています。 |
カートボタンの下に、産地・生産者情報があります。 |

産地情報 |
隠岐の島町は、島根半島から北東約80km沖合い、北緯36度(新潟県南魚沼とほぼ同位置)島根半島の北方約60㎞に位置し、北緯は石川県南部とほぼ同じ位置にあり、大小180を超える日本海に浮かぶ群島です。 交通機関は島根半島よりフェリーで2時間半、高速船で1時間10分、大阪より飛行機で1時間です。 隠岐の気候は近海を流れる対馬暖流の影響を受け、夏冬の気温差比較的少ない海洋性気候厳冬期を除き通年温暖。 隠岐固有の動植物など希少な自然が良好に保持されていることから、2013年9月9日に、ユネスコの隠岐世界ジオパーク(国内6箇所目)に認定されました。 世界的に貴重な地形・地質や美しい自然環境がのこり、それらをうまく利用した人々の暮らしや文化、歴史があり、その営みを継承する仕組みが残る自然豊かな他に類を見ない貴重な島です。 隠岐は、古くは流刑の島でした。 特に貴族など政治犯が流された島であり、後鳥羽上皇や後醍醐天皇などが有名で、貴族文化の影響を受け、独特の伝統と文化が保存継承されています。 隠岐の島の農業は、近年まで半農半漁の形態が多く存在し、資源も豊富でなかったことから、身近な海藻などを肥料として育てる循環型伝統農法が確立されていましたが、近年では化学肥料などの普及により、残念ながら途絶えてしまっていました。その隠岐の島の循環型伝統農法を現代に復活させ栽培したのが、「島の香り 隠岐藻塩米」です。 |
生産者 |
美味しまね認証米(=島根県版GAP制度)認定生産者 |