■【満天☆青空レストラン】長野県(JAながの)幻の米風さやか-5kg -農薬5割減
【満天☆青空レストラン】長野県(JAながの)幻の米風さやか-5kg -農薬5割減
2015年10月放送、日本テレビ「満点☆青空レストラン」で、自分(五ツ星お米マイスター西島豊造)が番組内で紹介したお米です
★ 風さやか ★
「風さやか」は、すがすがしい清らかな空気の元で育てられた、おいしいお米をイメージして名付けられた「風さやか」は、長野県農業試験場が13年の歳月をかけて開発し、平成25年3月に品種登録された長野県オリジナル米です。
「風さやか」は、「コシヒカリ」や「キヌヒカリ」より晩熟であるので、これら品種との収穫作業競合を回避でき、収穫時期が遅いことから規模拡大が可能となります。
また、出穂期も遅く白未熟粒発生率が「コシヒカリ」より低いこと、倒伏に強く多収であることから、低コスト高位安定生産や減農薬栽培に貢献できるものと期待しています。
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 幻の米 風さやか
- 産地(栽培地) 飯山市
- 品種 風さやか
- 節減対象農薬 当地比5割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比5割減
- タンパク質含有量 6.8%以下
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★★★ 産地情報 ★★★
長野県内で最も低い千曲川沖積地に広がる飯山盆地を中心に、西に関田山脈・東に三国山脈が走る南北に長い地形をもっており、南西部には斑尾高原、北西部には鍋倉山、東部には北竜湖などがあり、多くの自然資源に恵まれた地となっています。
近傍都市への距離は、長野市へ36キロメートル、中野市へ15キロメートル、新潟県妙高市へは25キロメートルとなっています。
主要交通網としては、国道117号・292号・403号が市内を走り、長野市から新潟県十日町方面へJR飯山線が走っています。
飯山の気候は、春から秋にかけては内陸盆地型気候となっています。
冬季は日本海からの季節風が、南西の斑尾山から北西の鍋倉山にかけて連なる関田山脈の影響によって上昇気流を生じるため、日本でも有数の豪雪地帯となっています。
年平均気温は11.1度、年降水量は1,555ミリであり、最深積雪平均は平地で176センチ、山間部では350センチを上回り、一年のうち約3分の1の期間が雪におおわれています。
千曲川に注ぎ込む大小のさまざまな河川を辿れば、そこには豊潤な大地が一面に広がり、さらに上流では、名水の誉れ高い湧き水と豊かな森が広がっています。
さらに、日照時間が多く、昼夜の寒暖の差が大きい、この地域ならではの気候と環境が、美味しいお米を作り上げる大切な要素なのです。
★★★ 差別化 ★★★
●組合せおよび育成経過
「風さやか」は良食味・いもち耐病性強・多収、省力栽培適性を育種目標に、「北陸178号」を母親に「信交4485号(後の「ゆめしなの」)」を父親として、2000年に人工交配した交雑後代から育成しました。
2013年3月に種苗登録された新品種です。
●特性
「キヌヒカリ」と比較して、次のような特性を持ちます。
出穂期で3日、成熟期で6日遅い、中晩生です。短強稈で耐倒伏性が強、収量性は高く、精玄米重で8%多収です。
いもち病真性抵抗性遺伝子はPiiと推定され、葉いもち圃場抵抗性は中、穂いもち圃場抵抗性は強、穂発芽耐性は中からやや難です。
●外観品質および食味
玄米外観品質は上下です。
白未熟粒発生率は、「コシヒカリ」より低く、出穂期の高温を避けることができ、高温登熟性に優れます。
食味官能は軟らかく粘りがあり、「キヌヒカリ」より優れます。
●食味(おいしさ)の特徴
あっさりとした食感は、朝ごはんにも適しています
冷めても「もっちり」とした食感と美味しさが保たれ、おにぎり、お弁当などにも適しています
しっかりとした旨味と甘味があり、粘り・味・香り等、食味のバランスがよく、様々な料理(特に和食)に合います
★★★ 生産者 ★★★
ブナの恵み