■石川県(JA小松市)えちゃけなコシヒカリ-農薬5割減
石川県(JA小松市)えちゃけなコシヒカリ-農薬5割減
★ コシヒカリ ★
コシヒカリは、新潟県農業試験場で「農林22号」を母に、「農林1号」を父として、昭和19年に交配されました。
のちに一部が福井県農業試験場へ分譲され、「越南17号」という系統ができあがりました。
昭和29年から、越南17号は各県で試験栽培が行われ、魚沼地域では南魚沼市(旧大巻村)で試験栽培が行われました。
魚沼地域での試験栽培の結果は、他の地域に比べて成績が優れていて、魚沼の風土に適した品種であることがわかりました。
しかし、食味と品質は良かったものの、倒れやすく病気に弱いという欠点がありました。
その後も、生産者と関係機関が一丸となって技術改良を進めて、昭和31年に新潟県の奨励品種となり、「越の国に光り輝く品種」となることを願い「コシヒカリ」と命名されました。
★ えちゃけな ★
平成23年10月12日、小松市は「環境王国」として認定を受けることが出来ました。
安心・安全で美味しい農林水産物があることの一環として、平成27年秋に開催予定の「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)で、小松産米のコンクール入賞を目指している33名の生産者の中で、区分した米のみを(網目1.9mm、タンパク値6.3%以下、食味値87点以上、整粒歩合73%以上)金賞受賞プロジェクト米として出荷致します。
商品名は「えちゃけな」に決定しました
「えちゃけな」とは、石川県の方言で「かわいらしい、愛らしい」という意味です。
熟練の技術を持つ契約農家が、化学肥料は一切使わず、まるで我が子を愛でるように育てたお米です。
- 米作りに関する勉強会で、生産者ディスカッション。
選りすぐりの生産者が集まり、「本当においしくて美しいお米」を作るための勉強会を実施。
それぞれの農家さんの知恵と技術を結集させて生まれたお米が、プレミアム米「えちゃけな」なのです。 - 食味値・味度値からなる美味しさ・美しさ。
「食味値」とは世界的評価基準に基づいたお米の美味しさの評価点数。
「味度値」とは艶のもととなる保水膜の量から算出された点数のこと。
艶があり、とても美味しい!そんな高水準なお米だけを厳選しました。 - 豊かな自然を舞台に、環境に優しく育てました。
このお米は、山と海を臨む、豊かな自然に囲まれた場所「小松市」で生まれました。
霊峰白山から流れる清らかな伏流水と加賀平野の肥沃な土壌で育ったお米。
環境にも優しく、安心安全な部分も魅力のひとつです。 - 農の匠・遠藤五一さんが監修したお米です。
「全国米・食味分析鑑定コンクール」で4年連続金賞を受賞。
2007年にはダイヤモンド褒賞を受賞した、米作り職人遠藤五一さん。
同氏を招いた勉強会や直接指導をもとに作られたのが、この「えちゃけな」です。 - 「環境王国こまつ」とも連携を取ります。
「えちゃけな」コシヒカリだけの将来を考えるのではなく、地域と環境を大切に守り育て、活性化・担い手・6次化にも積極的に取り組んでいきます。
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 えちゃけなコシヒカリ
- 産地(栽培地) 指定なし
- 品種 コシヒカリ
- 節減対象農薬 当地比5割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比5割減
- タンパク質含有量 6.0%以下
★ 炊き上がり特徴 ★
◆ カートボタンの下に、産地・生産者情報があります ◆

★★★ 産地情報 ★★★
小松市は、石川県西南部に広がる豊かな加賀平野の中央に位置し、産業都市として発展し、南加賀の中核を担っています。
東には霊峰白山がそびえ、その裾野には緑の丘陵地、そして田園、平野が広がっています。
それを縫うように梯川が流れ、安宅の海に注いでいます。
・東経 136度22分~136度36分
・北緯 36度08分~36度26分
・範囲 東西25.5キロ、南北33.1キロ
・標高 最高1,368メートル
・海岸線 7.5キロメートル
・面積 371.05平方キロメートル
昭和15年12月1日、小松町・安宅町・牧村・板津村・白江村・苗代村・御幸村・粟津村の2町6か村が合併して市制が敷かれました。
続いて昭和30年4月1日、矢田野村・那谷村・月津村(柴山を除く)及び中海村を編入合併。
昭和31年9月30日、金野村・西尾村・新丸村・大杉谷村・国府村(和気等を除く)を編入合併し、面積は372.75平方キロメートル、人口は8万8707人となりました。
昭和45年には、三湖干拓事業によって面積は374.72平方キロメートルに増加しましたが、昭和63年10月1日に371.13平方キロメートルと統一されました。
その後、面積の計測方法の変更と計測の基礎となる地図の切り替えが行われたことに伴い、平成26年10月1日に371.05平方キロメートルに変更されました。(小松市HPより)
小松市は平成23年10月12日に全国では11番目、北陸三県の自治体としては初となる「環境王国」として認定されました。
「安全・安心・本物」の農産物や加工品を消費者に提供できる地域ブランドとして、全国の環境王国と連携しながら取り組んでいます。
環境王国とは
「環境王国」とは、地域住民が築き上げた優れた自然環境と農業のバランスが保たれ、安心できる農産物の生産に適した環境の地域のことで、有識者で構成される「環境王国認定審査会」が認定します。
「環境王国ロゴマーク」は、厳しい認定条件を満たした市町村の農産物やその加工品にのみ認められる安心・信頼のブランドの証です。
小松市の評価
環境王国の認定を受けるには、35項目による審査を受け、100点中50点以上が必要となりますが、小松市は、
◎葦が生える湖沼面積が100アール以上ある(木場潟)
◎ヤマメ、イワナが生息する河川がある(大杉谷川・大日川など)
◎地域内に銘水の評価を得ている湧水がある(桜生水、弘法の水、観音水ほか)
など25個の重要項目で満点評価を受け、76点の高得点を獲得し、環境王国に認定されました。
(小松市HPより)
★★★ 生産者 ★★★
JA小松市えちゃけな会