■新潟県(JA佐渡)朱鷺の郷コシヒカリ-栽培期間中不使用
新潟県(JA佐渡)朱鷺の郷コシヒカリ-栽培期間中不使用
ブランド名 | 世界農業遺産(GIAHS) 朱鷺の郷コシヒカリ-栽培期間中不使用 |
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品種 | コシヒカリ | |
栽培 | 特別栽培米 | |
節減対象農薬 | 栽培期間中不使用 | |
化学肥料(窒素成分) | 栽培期間中不使用 | |
タンパク質含有量 | 5.5~6.2% | |
栽培地 | 佐渡市 | |
貴重性 | ★★★★★★☆☆☆ (10段階中7) |
「佐渡米憲章」はこちら ▶ |
米粒 | 大きい | ☆☆★☆☆☆☆ | 小さい |
米粒感 | 強い | ☆☆☆★☆☆☆ | 弱い |
硬め | ☆☆☆★☆☆☆ | 柔らかめ | |
粘り | 強い | ☆☆★☆☆☆☆ | 弱い |
食感 | もっちり | ☆☆★☆☆☆☆ | しっとり |
艶 | つやつや | ★☆☆☆☆☆☆ | 大人しい |
味 | しっかり | ☆☆★☆☆☆☆ | あっさり |
品種 | コシヒカリ |
コシヒカリは、新潟県農業試験場で「農林22号」を母に、「農林1号」を父として、昭和19年に交配されました。 のちに一部が福井県農業試験場へ分譲され、「越南17号」という系統ができあがりました。 昭和29年から、越南17号は各県で試験栽培が行われ、魚沼地域では南魚沼市(旧大巻村)で試験栽培が行われました。 魚沼地域での試験栽培の結果は、他の地域に比べて成績が優れていて、魚沼の風土に適した品種であることがわかりました。 しかし、食味と品質は良かったものの、倒れやすく病気に弱いという欠点がありました。 その後も、生産者と関係機関が一丸となって技術改良を進めて、昭和31年に新潟県の奨励品種となり、「越の国に光り輝く品種」となることを願い「コシヒカリ」と命名されました。 現在、「新潟県産コシヒカリ」という銘柄は、9割以上がコシヒカリBLという品種群であり、コシヒカリ(品種)とは異なっています。 |
差別化 | |
○「朱鷺と暮らす郷づくり」認証制度は、安全でおいしい佐渡米を認証する制度です。 ○農薬や化学肥料を減らし、生きものを育む農法で栽培されたお米を対象としています。 ◆佐渡で栽培されたお米 米どころ新潟のなかでも、海流のため冬暖かく夏は涼しい佐渡島。だから稲の稔りの期間が長く、じっくりと成熟します。また、1,000メートル級の山脈からそそぐ冷たい清水が水田をうるおし、おいしいお米を育みます。 ◆エコファーマーの認定を受けた生産者 エコファーマーとは、「土作り技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」に取り組む計画を新潟県から認定された農業者です。土壌診断に基いて農薬・化学肥料を削減することによって、安全・安心・おいしいお米を作る農家です。 ◆農薬や化学肥料を削減 具体的には、栽培期間中化学農薬・化学肥料を5割以下(佐渡地域慣行栽培基準比)に減らして栽培されたものを指します。無農薬、無化学肥料栽培・8割減栽培・5割減栽培(栽培期間中)を基準とします。 また、安全・安心の証明のため新潟県特別農産物認証制度の認証が基本となります。 ※注釈 新潟県特別栽培農産物認証制度とは、新潟県が化学農薬・化学肥料を地域の基準から5割削減して栽培した農産物の栽培方法等を確認し認証する「新潟県の安全・安心ブランド」です。生産者の栽培履歴は新潟県ホームページで確認できます。 佐渡では平成20年産米より99%以上の面積で農薬・化学肥料を3割削減したコシヒカリの生産に取り組んでいます。 ◆「生きものを育む農法」で栽培 「生きものを育む農法」とは、農薬や化学肥料を削減するだけでなく、生きものが暮らしやすい水田環境を作り出す農法です。 |
栽培 | 栽培期間中不使用 |
「無農薬栽培」や「減農薬栽培」の表示は、誤解を与えてしまうことがあったり、定義そのものが曖昧などの理由から、平成16年に農林水産省「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」により禁止されました。 「特別栽培米の基準」は、そのお米が生産された地域の慣行レベル(各地域で慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培されたお米です。 なお、栽培期間中に、節減対象農薬を使用しなかった場合は、「節減対象農薬:栽培期間中不使用」という表示になります。 |
カートボタンの下に、産地・生産者情報があります。 |

産地情報 |
佐渡市(さどし)は、新潟県西部に位置する佐渡島全域を市域とする人口約5万6000人の市。 面積は854.76平方キロメートル、これは、島嶼部を除いた東京都(東京23区・多摩地域)の面積1791.47平方キロメートルの約48%にあたり、また大阪府の面積1897.86平方キロメートルの約45%に相当する。(ウィキペディアより) 自然環境と一体となって形成する歴史的・文化的遺産、特に建造物や史跡、民俗文化財などは、地域の誇りとして大切に保存、継承してきた貴重な財産です。 佐渡島は、豊かな自然とともに育まれてきた固有の歴史的・文化的遺産に恵まれ、これらの核になるものは、文化財保護制度などにより保護が図られています。 特に佐渡島には金銀山に関連する遺跡・建造物などが広く分布し、人類が獲得したすべての鉱山技術の変遷を目の当りにできる島として、世界的にも稀有な存在といえます。 江戸時代初期には、世界の産金量の実に5%にあたる年間約400kgの金を産出し、各地から山師や金堀大工などが佐渡に集まり、17世紀前半の最盛期には相川の人口は5万人に達したといわれています 島外からの人々の流入により、さまざまの宗教、芸能、風俗などが持込まれ、在来の文化と交流して多様性のある独自の文化が佐渡で花開きました。 33棟が現存する能舞台と能楽、神事芸能、鬼太鼓などの民俗芸能は、鉱山に由来するものです。 佐渡市では、「金と銀の島、佐渡:鉱山とその文化」をコンセプトに、世界遺産登録を目指しています。(佐渡市HPより) |
生産者 |
エコファーマーの認定を受けた生産者 エコファーマーとは、「土作り技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」に取り組む計画を新潟県から認定された農業者です。土壌診断に基いて農薬・化学肥料を削減することによって、安全・安心・おいしいお米を作る農家です。 |