■新潟県北魚沼 奥の極(入広瀬の米)北魚沼コシヒカリ-農薬3割減-levelSA
新潟県北魚沼 奥の極(入広瀬の米)北魚沼コシヒカリ-農薬3割減-levelSA
北魚沼コシヒカリのブランド化イメージである産地+地域+生産者+品質+栽培は、既に完成されていますが、さらに新しいブランド化のイメージである安心・安全+品質+特徴+提案+広報+販売+拡大(将来)をプラスする事が重要であり、目指すべき完成形なのです。
よって、魚沼市とJA北魚沼が共同で、山間の棚田で丁寧に育てられたお米を、消費者に伝えることによって評価と価値を高め、山間地農業を守る生産者の将来の取り組みを進めていくために、「奥の極み」は誕生しました。2022年12月16日の会見で、JA北魚沼の担当者は「農地の整備が難しい中山間地の生産者の所得向上を後押しするため技術や手間をかけたお米作りを、付加価値としてブランドを立ち上げたと説明しました。
「奥の極」はJA北魚沼が設定する食味がトップクラスで、1.9mm以上の大粒であ事など、厳しい条件を満たしたお米で、3,300kgが出荷されていきます。
会見の場で、生産者の佐藤貞さんは、「入広瀬の土、水、空気といった自然条件というのは代える事が出来ないもので、全国にいる魚沼市出身の人がふるさとを思い出して懐かしんでもらいたい」と話していました。
さらにJA北魚沼の星正人理事長は、「お米は価格的に厳しい状況にあるが、中山間地の自然環境を付加価値として変えられるモデルケースにしたい」と話していました。
ランク | JA北魚沼コシヒカリ 穀粒判別機・食味分析計による独自基準 |
SS | 整粒:79%以上 タンパク:4.8%~5.3% |
SA | 整粒:76%以上 タンパク:5.4%~5.5% |
★ コシヒカリ ★
コシヒカリは、新潟県農業試験場で「農林22号」を母に、「農林1号」を父として、昭和19年に交配されました。
のちに一部が福井県農業試験場へ分譲され、「越南17号」という系統ができあがりました。
昭和29年から、越南17号は各県で試験栽培が行われ、魚沼地域では南魚沼市(旧大巻村)で試験栽培が行われました。
魚沼地域での試験栽培の結果は、他の地域に比べて成績が優れていて、魚沼の風土に適した品種であることがわかりました。
しかし、食味と品質は良かったものの、倒れやすく病気に弱いという欠点がありました。
その後も、生産者と関係機関が一丸となって技術改良を進めて、昭和31年に新潟県の奨励品種となり、「越の国に光り輝く品種」となることを願い「コシヒカリ」と命名されました。
★ 差別化 ★
日本有数の豪雪地帯である魚沼市。
冬の間に大量に降り積もった雪を利用し、貯蔵庫内の温度・湿度を米にとって理想的な状態に保った「雪室」で保存した雪室貯蔵米です。
一年を通じて新米の味わいが損なわれず、新鮮なおいしさをお楽しみいただけます。
JA北魚沼米憲章に基づく。
JA北魚沼に販売委託されたJA出荷契約米として、農産物検査で1等以上に格付けされたJA米「コシヒカリBL」とする
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 新潟県北魚沼 奥の極(入広瀬の米)北魚沼コシヒカリ-農薬3割減-levelSA
- 産地(栽培地) 魚沼市(旧入広瀬村)
- 品種 コシヒカリ
- 節減対象農薬 当地比3割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比3割減
- タンパク質含有量 5.4~5.5%以下
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★★★ 産地情報 ★★★
北魚沼は、新潟県中越地方の群馬県、福島県と隣接する魚沼市、長岡市川口地区を区域としています。
当地域は県内でも有数の豪雪地帯。越後三山を背景に鮎漁の盛んな清流魚野川や悠々と流れる日本一の大河信濃川など、自然に恵まれた、緑豊かな農村地帯です。
魚沼市、長岡市川口地区を合わせた総面積は約1,000km2、耕地面積は約4,100haで、農業は稲作が中心です。
日本一と評される「魚沼産コシヒカリ」や堀之内の「花き」、川口の「えのき」栽培が有名です。
また、「たらの芽」、「八色すいか」、「深雪なす」や「ぜんまい」、「木炭」などの特産品も数多くあり、全国に出荷しています。
JA北魚沼HPより
★★★ 生産者 ★★★
JA北魚沼の生産調整方針参加者
米個別所得補償モデル事業加入者
魚沼米憲章の実践者
栽培履歴・GAP・環境規範チェックシート提出者