■秋田県(JA秋田おばこ)箱入り娘-秋のきらめき-5割減
秋田県(JA秋田おばこ)箱入り娘-秋のきらめき-5割減
★ 秋のきらめき ★
「秋のきらめき」は、秋田県内の高冷地でも美味しく育つお米が作りたいという生産者の思いを受けて開発され、2015年にデビューしました。
これまでは、秋田県北部での栽培が中心でしたが、秋田県仙北地方の奥羽山脈の麓の地区でも栽培が始まりました。
どうしたら美味しくなれるのか、喜んでもらえるのか、生産者とJAで日々探求しています。
秋の爽やかさとお米のきらきらした様子から名付けられた「秋のきらめき」が、“箱入り娘”に新たな仲間として加わります。
★ 水と土質 ★
山々に降り注いだ雨水や雪解け水は数多くの沢を伝って、清流「桧木内川(ひのきないがわ)」に流れ込みます。
桧木内川は、アユやヤマメ、イワナといった魚が暮らしており、渓流釣りの名所としても知られています。
「秋のきらめき」栽培に使われる水は、桧木内川を用水としており、天地の恵み豊かで清らかな水を使って栽培されています。
遥か昔の火山活動や桧木内川が作り出した土質は「多湿黒ボク土」が地域の多くを占め、これらは水田として利用されています。
透水性と保水性が良好な土質であり、田んぼの暗渠、排水設備と合わせて管理することで、お米づくりに欠かせない水管理がしやすい特徴があります。
★ 美味しさの特徴 ★
炊飯器を開けると、そのキラキラとした光沢に驚かされます。
しっかりめで、さっぱりとした口当たりですが、数回咀嚼すると粒の中から“おねば”がジュワリと染み出してきて、しつこくないちょうどよい粘りを感じられます。
毎日食べても飽きがこない、旨味、粘り、満足感が味わえます。
合わせるおかずは魚介系(白身魚、エビ、貝類)がおすすめです。
他に、炊き込みご飯や丼類でも、ご飯一粒ひと粒にタレをまとい、美味しい食卓にしてくれます。
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 箱入り娘 秋のきらめき
- 産地(栽培地) 仙北市西木地区
- 品種 秋のきらめき
- 節減対象農薬 当地比5割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比5割減
- タンパク質含有量 6.0%以下
★ 炊き上がり特徴 ★
◆ カートボタンの下に、産地・生産者情報があります ◆

★★★ 産地情報 ★★★
秋田県仙北市は、県の東部中央に位置し、岩手県と隣接している地域です。
市のほぼ中央に水深が日本一である田沢湖(423.4m)があり、東に秋田駒ヶ岳、北に八幡平、南は仙北平野へと開けています。
市内には、乳頭温泉や玉川温泉といった有名温泉地や、みちのくの小京都と呼ばれる角館の武家屋敷通りがあるほか、地域の約8割は森林地帯で、自然豊かな観光地という一面もあります。
奥羽山脈から流れる河川は、仙北地域の水源となっています。
その中の一つ「桧木内川(ひのきないがわ)」は、清流として知られ、アユ、ヤマメ、イワナ、サクラマスの渓流釣りのスポットとしても有名です。
仙北市西木町の冬は、平均気温が氷点下を下回る厳しい寒さが続きます。
厚く降り積もった雪は、やがて雪解け水となり桧木内川に流れ込みます。
春の里山は数多くの山菜が採れ、田んぼに水が張られると動植物が元気に動き出します。
イネが大きく育つ頃、桧木内川にはアユを求めて多くの太公望が訪れます。
稲穂が出揃うと東にそびえる奥羽山脈からは暑さをやわらげる冷たい風が吹き下ろし、イネの高温登熟を防いでくれます。
夏の終わりには、空一面をトンボが覆い、秋の訪れを感じさせます。
この頃には、朝晩の寒暖差が大きくなり、イネの実りをますます進めてくれます。
ほっと落ち着く、自然豊かな田舎の原風景が仙北市西木町には残っています。
★★★ 生産者 ★★★
「箱入り娘秋のきらめき」の生産者は、その土地の田んぼと用水、気候を知り尽くし、自分の思うように栽培をコントロールできる強者たちです。
常に生産者とJAで情報交換を行って最新の情報を仕入れ、実践している他、生産者間でも切磋琢磨してこだわりの稲作りを実践しています。