■【通常米袋】北海道(JAたきかわ)きたくりん-農薬8割減
【通常米袋】北海道(JAたきかわ)きたくりん-農薬8割減
【通常米袋 専用ページです】
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★ きたくりん ★
いもち病は北海道の水稲栽培において最も危険な病害であり、近年、道内ではいもち病の発生により減収した事例が多く見受けられます。
その発生拡大の大きな要因として、現在普及している「ななつぼし」、「きらら397」等基幹品種のいもち病抵抗性が不十分である点があげられます。
一方、北海道ではクリーン農業を推進してきており、生産者は主に「ななつぼし」で、減農薬・有機栽培(YES!clean、特別栽培、有機JAS)などに取り組んでいます。
しかし、いもち病による減収や周辺圃場へ影響を及ぼすリスクが高いため、その取り組みは減少傾向にあります。
「きたくりん」は、穂いもち圃場抵抗性が強く、従来行っている出穂期前後のいもち病薬剤防除(稲体に散布)を省略できます。
加えて、割籾(籾の隙間から玄米が線状に見えているもの)の発生が現在の基幹品種より少なく、食味は食感が優れ「ななつぼし」と同程度からやや優る良食味です。
- いもち病抵抗性が強く、水田での薬剤防除を省略できる
「きたくりん」は「ななつぼし」「きらら397」等の主要品種に比べて、いもち病抵抗性が強く水田での防除を省略しても実害がないことが確認されています。
したがって、減農薬栽培への取り組みは比較的容易になります。環境に優しく、生産者のコストを下げることにもつながります。 - 割籾が少ない
割籾の発生が多いとカメムシによる吸汁害が多くなる場合があります。現在の主要品種に比べると割籾の発生割合は明らかに少ないため吸汁害を減らせる可能性があります。 - 食味は「ななつぼし」と同程度からやや優る
- 普及見込み地帯
「きたくりん」は出穂期・成熟期が「ななつぼし」「きらら397」に比べるとやや遅いため、遅延型冷害の危険性が高くなります。したがって、作付地帯が限定され、「準ずる地帯」においては生育が促進される成苗移植栽培が基本となります。
普及見込み面積は「ななつぼし」の一部を置き換えて3,000haとなります。
以上のことから、普及見込み地帯において、「きたくりん」を減農薬栽培の「ななつぼし」に置き換えることで、安定生産とクリーン農業の推進に貢献することができます。
また、一般栽培におけるいもち病防除のコスト低減も可能となります。
★ 高品質米生産 ★
- 土壌分析のこまめな実施により、土地ごとに適した施肥設計を検討し、高品質米生産に努める。
- 同一圃場で継続的にデータ取りすることにより、高度クリーン栽培による土壌成分への影響を把握する。
- 生産組合毎の品質レベルを高位平準化するために、普及センターの指導の下で技術交流を行う。
- 低タンパク米が大勢となる生産体制を構築すべく、新たに施肥試験や学習会を実施する。
★ 栽培情報など ★
- ブランド名 北海道(JA新すながわ)きたくりん 高度クリーン8割減
- 産地(栽培地) 北海道滝川市
- 品種 きたくりん
- 節減対象農薬 当地比8割減
- 化学肥料(窒素成分) 当地比5割減
- タンパク質含有量 6.8%以下
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★★★ 産地情報 ★★★
滝川市は、北海道のほぼ中央部、石狩川と空知川に挟まれた平野部に広がっています。
土地はおおむね平坦で、ゆるやかな丘陵地帯となっています。
気候は、夏と冬の気温の差の激しい内陸性気候で、年平均気温は7度前後。
雪は、11月下旬から降り始め、4月上旬まで続きます。
滝川市の語源は、アイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を意訳したものです。
また、空知川の中流には滝のような段差がありアイヌの人々から「ソーラプチペツ」= 「滝のかかる川・滝の川」と呼ばれており、滝川という地名がつけられました。
滝川市HPより https://www.city.takikawa.hokkaido.jp/index.html
★★★ 生産者 ★★★
指定なし