カントリーエレベーター
カントリーエレベーター(CE)とは、巨大なサイロ(貯蔵ビン)と穀物搬入用エレベーター、穀物の乾燥施設及び調製施設などからなる「共同乾燥調製施設:穀物の貯蔵施設」で、米・小麦・大麦・大豆等を乾燥・貯蔵・調製・出荷まで行っています。
規模が小さく、調製後の貯蔵施設を持たない「ライスセンター」の進化版と考えてもよいと思います。
アメリカ合衆国のカントリーエレベーターでは、大豆などのマメ類、トウモロコシなど様々な穀物で使用していますが、日本では、転作の麦も対象にする場合もあるものの、お米を主として使用しています。
アメリカ合衆国の穀倉地帯に設置された貯蔵用サイロが大型化した事から、巨大なエレベーターで穀物の搬入を行うようになったことから、「田舎にあるエレベーター」という意味で名付けられたという説があります。
刈り取った籾
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カントリーエレベーターに持ち込む
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籾の重量を計る
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大型乾燥機で乾燥
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温度管理されている大型サイロで貯蔵
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出荷する分だけを籾摺り
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玄米にして出荷