ご飯(備蓄米)が余ってしまった場合
備蓄米は長期保存されていたため、どんなに上手に炊いたとしても、炊飯器のマニュアルに記載してある保温時間で、保温する事が出来ません。
今回の備蓄米には、令和6・5・4・3年産米と複数ある事、産地や品種が判らない事、ブレンド比率等が判らない事から、保温時間をどの位にしてよいのかの判断が出来ません。
その場合の最良の保存方法は、炊飯器の保温機能を使わない事です。
余ったご飯を、数時間のうちに食べてしまうのであれば、炊飯器のスイッチを切って、そのまま炊飯器の中で保存してよいと思います。
しかし、それ以上の時間があいてしまうのであれば、ご飯の保存専用容器に、ご飯をふっくらと入れて、冷凍庫で冷凍にしてください。
1.炊飯器の保温機能を切る。
保温をし続けてしまうと、以下のトラブルが考えられます。
・臭いが出る可能性があります。
・ご飯が黄ばむ可能性があります。
2.ご飯の保存容器の中に、ご飯を入れる。
・杓文字にご飯を載せた状態のまま容器に差し込んで、そのまま杓文字を引き抜いて下さい。
・ご飯はふっくらと入れてください。
(米粒と米粒の間に空気が残っている状態です)
・ご飯を詰め込まないでください。
3.再度ご飯を入れる場合も、同じやり方をして、決してご飯を潰さないでください。
炊きたての美味しさに戻すためには、温める時は、ご飯を温めるというより、
ご飯粒とご飯粒の間にある空気を温める必要があります。
4.そのまま蓋をして、冷凍庫の中に入れます。
ご飯を冷凍する場合、普通は、容器に入れた後、粗熱を取ってから蓋をします。
ですが備蓄米の場合は、シットリふっくらとさせたいため、容器に入れたらすぐに蓋をして構いません。